はじめまして。キンダー国際映画祭in沖縄映画祭ディレクターの宮平貴子です!
写真は、12月某日、やっとKIFFOのポスターの色校正ができあがったときの写真です!
私は映画を作る方の監督(ディレクター)でもあるので、映画祭ディレクターとのくべつが、ややこしいですが、
簡単に説明すると
どんな映画が作りたいか?を導くのが映画監督。
どんな映画祭にしたいのか?と導くのが映画祭監督です。
さて、私がこの「キンダー国際映画祭」を立ち上げた理由はさまざまですが、詳しくは、こちらをご覧下さい。
映画祭実現の想いを募らせたのは、実は、私自身の初監督作『アンを探して』の営業の旅で47都道府県をめぐり、映画館と映画上映の現状を目の当りにしたことが大きいです。
どの町でも映画館と商店街は長い間共存し、そして映画館の衰退とともに商店街から人が消えるようになったことを知りました。
様々な町をたずねたとき、映画館がなくなった町は、町のアイデンティティーや個性も無くしているように思えて仕方ありませんでした。
同時に、今の子どもたちが、幼少期に映画に触れることが少ない現実にも気づきました。
以前は学校教育の一環として行われていたみんなが集まってみる劇や美術鑑賞や映画が、「受験の役にたたないムダなもの」として学校教育から排除されつつある。
そして映画館にいけば、アニメや戦隊ものというパターン化した映画が「子ども用」として用意されている。
大人と一緒に大人の映画もみていた私の幼少のときと大違いです。
映画って、もっと色んなものがある。色んな世界がみれて、沢山受け取るものだよ。
子どもたちに映画を沢山みてほしい!
それも、世界中の映画をみてほしい!
そして、色んなことを感じて、ぶぁーーーーーと広がってほしい!
そう思ったのが、この映画祭を沖縄でやりたい!と思った大きな理由です。
最後が擬音語なのが気になりますが、言葉に表せない数々の感情は、いつか心の糧になる。映画からもらってきた数々の感性の種はいつか育っているものだ、と思っています。
そして、この映画祭の特色として、こどもたち自身が、審査員やスタッフになって大人と一緒に映画祭を作り上げていくことに、もう一つの醍醐味があります。
立派な目的は、チームワークやアイデア実現力を育成しよう!というものですが、本当は大人の私も ドキドキしています。
ここで開き直ります。
大人だって人間です。わからないことや戸惑うことがあって当たり前なんです。
でも、私自身、映画の世界に入る前に体験したアメリカン・ショート・ショート映画祭でボランティアを経験したきっかけで当時かよっていた大学の枠を超えて、沢山の出会いにめぐまれ、アイデアを出しながら映画祭を成功させた思い出は、なかなか体験できない素敵なものでした。
なので、そんな機会が、このキンダー国際映画祭で、作れたら、なおいいな!と思いました。
大人と子どもが、(ときに私のような「大人子ども」が)一緒になって ガヤガヤ、バタバタ、あーでもない、こーでもない と作り上げていく映画祭にしていこうと思います!
なんだか やっぱり擬音語が多くなりましたが、どうぞ、宜しくお願いします。
せーの、、ヤッホー、じゃなくて、キッフォー!!!
映画祭ディレクター 宮平貴子
キンダー国際映画祭in沖縄<KIFFO/キフォー>
3月2日(日)@沖縄県青年会館
参加申し込みはこちらから
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