おきぎんふるさと振興基金の認定をうけて離島での上映が決定!

2022年9月3日(土)組踊の日に桜坂劇場にて公開決定!

劇場公開版ポスターおよび、特設ページができました!下記ポスターをクリックしてください

 

 

劇聖玉城朝薫の名作「孝行の巻」を復帰から50年の時を経て映像化

一般社団法人ステージサポート沖縄、株式会社エコーズのプロデュースにて「シネマ組踊 孝行の巻」が完成、監督を弊社ククルビジョンの宮平貴子が務めました。また2022年4月16・17両日開催の第14回沖縄国際映画祭での特別招待上映が決定しましたのでお知らせいたします。

 

シネマ組踊「孝行の巻」玉城朝薫の名作50年ぶりに映像化

シネマ組踊「孝行の巻」について

「シネマ組踊」は約300年間受け継がれる沖縄の伝統的歌舞劇「組踊」を新しい切り口で映像化するプロジェクト。「孝行の巻」は組踊創始者玉城朝薫の五番の中でも、別れの悲しみを描く「静」と、獰猛な大蛇が火を吹く「動」の対比が観るものを魅了します。沖縄の映画制作を支える一流のスタッフが集結し、組踊の様式美や舞台ではみられない立方の繊細な表情、緊迫感溢れる地謡の音楽、流麗なセリフ回しなど、組踊の魅力をあますところなく映像で捉えることに成功しました。

  冒頭には案内人宮城さつきによる歴史やみどころの紹介や、本編に字幕もあり、初めて組踊に触れる人も予備知識なしで楽しめます。監督は「アンを探して」で国際映画祭「第5回アジアン・フェスティバル・オブ・ファースト・フィルム」最優秀作品賞と最優秀監督賞の2冠に輝いた、宮平貴子。

「孝行の巻」あらすじ:村に禍いをもたらす大蛇を鎮めるため、貧しいながらも仲睦まじく暮らしていた姉弟は、母を助けたいと自ら生贄となることを決意する…。

映画概要:カラー/HD/76分/言語:琉球古語/日本語字幕付き

ダイジェスト映像(沖縄国際映画祭用)

*本編はさらにカラーコレクションという作業が入り、雰囲気のある仕上がりとなっております。

主な出演者について

立方・地謡ともに、国立劇場おきなわをはじめ県内外でも活躍する実力派・若手を起用し、演技面・演奏面において組踊の魅力をあますところなく発揮しています。

おめなり(姉)田口博章 安座間本流宮扇恵美の会師範。屋宜恵美子に師事。
おめけり(弟)金城真次 玉城流扇寿会師範。谷田嘉子・金城美枝子に師事。
頭取 宇座仁一 宮城元流能史之会師範。宮城能史・宮城能之に師事。
母 佐辺良和 琉球舞踊世舞会二代目家元。又吉世子に師事。
歌三線 仲村逸夫 琉球古典音楽野村流保存会師範。比嘉康春に師事。

出演者・スタッフ

出演

シネマ組踊案内人 宮城さつき 幸地松正(声の出演)

宇座仁一 田口博章 金城真次 佐辺良和 嘉数道彦

伊藝武士 嘉数幸雅 髙井賢太郎  砂川博仁 平田智之 下地心一郎 高江州一平

仲村逸夫  棚原健太 徳田泰樹 池間北斗 澤井毎里子 森田夏子  宮里和希 

組踊舞台制作 

組踊指導 眞境名正憲 (重要無形文化財「組踊」技能保持者)

舞台監督 山本茂樹 特効 宮城正幸 扮装結髪 孤島丘奈 協力 国立劇場おきなわ

映像スタッフ

撮影監督 砂川達則 撮影 伊志嶺悟 小橋川和弘 比嘉誠  撮影協力 大城学 撮影助手 山田晋 譜久村海音

照明 国吉強 鴨川弘一 米山博樹 特機 鳥越博文 仲宗根理 大城幹 録音 佐藤祐美

カラリスト 小野寛明 制作担当 米原直樹 助監督 神谷邦昭 

アソシエイトプロデューサー 瀬川辰彦

プロデューサー 大野順美  横澤匡広

監督 宮平貴子

 

お問い合わせ先:株式会社ククルビジョン info(a)kukuruvision.com * (a)を@に変更してお送り下さい。