第5回こども国際映画祭in沖縄<KIFFO>2018.11/16-18@パレット市民劇場

「校庭に東風吹いて」日本/112分

『校庭に東風吹いて』
監督/金田敬
2016年・日本(112分)

上映日程

11/17(土)16:00~ 11/18(日)10:00~

 

【あらすじ】場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)の心の悲しみを抱えた少女、貧困から様々な問題を引き起こす少年の絶望と苦しみなど子ども達の困難に寄り添い、子どもと共に生き、子どもへの愛情を貫いた教師の物語。

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【ストーリー】
三木知世は、転勤で小学3年のミチルのクラスを担当する。ミチルは、家では少し話せるのに学校では話せない。一人でトイレにいけない、一人で給食を食べられない、歌えない、絵を描かない…。「場面緘黙症」の疾患を持つミチルの家庭を訪問した知世は、母親の富子から「関わらないで」と拒絶されてしまう。富子は自分だけでミチルの問題を解決しようとしていたのだ。
同じクラスに、問題行動の多い安川純平がいる。離婚した母親の理恵と純平は貧しい生活を送っている。朝6時から夜10時までコンビニとスーパーを掛け持ちして働いていた。貧しくて寂しい生活を送る純平の唯一の安らぎの場は、学校の保健室だった。
ある日、汚れた服を保健室で着替えてきたことをからかわれた純平は、クラスの男子と取っ組み合いのけんかを始めてしまう。かろうじて止めに入った知世は、手を出すのではなく、言葉で伝えることの大切さをこどもたちに語りかける。
そこへ青いインコが教室に飛び込んできた。知世は、上手にインコを捕まえた純平を見て、教室でインコを飼うことでクラスに連帯感を持たせたいと考える。しかしこの考えは、余計な面倒を嫌がる学校側と対立することになってしまう。
知世はこの対立を巡る、「保健室でも勉強の対応をさせたい」と主張する養護教諭の宮崎静香や図工を教える河合守と共鳴し、学校と保護者と地域が連携していくことの大切さを確信する。
一方、ピー助と名付けたインコが保健所に送られてしまうことをおそれた純平は、ピー助を学校の倉庫で飼っていた。その秘密を知ったミチルは、ピー助を介して純平と幼い友情を育んでいく。だが、過労で倒れた母親の看病をする純平は学校に来なくなる。そんな時、ピー助がいなくなりそれがミチルのせいだと誤解した純平はミチルを責めて押し倒してしまう。
不登校になったミチルを巡り、知世は母親の富子ともぶつかってしまうが、交換ノートを届けることで解決の道を切り拓こうとする。
ピー助が逃げたのがミチルのせいでないと気づいた純平は、ミチルの部屋に「ごめんね」と書いた紙飛行機を飛ばす。そんな折、母親のために薬局で万引きしてしまう純平。呼び出された知世は、純平の母親・理恵に音信不通になっている実家と連絡を取ることを勧める。
学校からも責任を問われた知世は、福祉事務所や役所を回り、理恵のための資料を用意する。交換ノートの返事が返ってこないミチルの家を訪れた知世は、やっとミチルと散歩に出ることに成功する。しかし、今度は知世が過労で倒れてしまう。
知世も、ミチル親子も、純平母子も、それぞれが追い込まれていく中で、知世は、親や教師たちは、子どもたちの〈涙〉を〈希望〉に変えることができるのだろうか。

金田敬 (監督)
大阪・堺市の廃校。校門に立派な木があり素晴らしいロケーションだった。もうこの下を生徒たちが通り抜けることはない。が、それでも春になれば桜は咲く。誰に見られることがなくても…。ふと、主人公が子どもたちと向き合う姿勢に重なった。教師という大きな幹から沢山の生徒たちが花開くことを願い撮影しました。

経歴
1963年大阪生まれ。大阪芸術大学舞台芸術学科を卒業後、廣木隆一、石川均監督の助監督として映画・TVで活躍する。監督作品は2007年「愛の言霊」、2008年「春琴抄」、2010年「アンダンテ 稲の旋律」等。

映画祭ディレクターより
人が豊かな生活を保つために組織ができはたずなのに「組織のための人」になってしまうことがこの世の中ではたくさんあります。

大人でも(大人だから?)本質を忘れてしまうことも多い気がしています。「それはなぜだろう?」この映画にはその答えが詰まっている気がします。

ひとりひとりに焦点を当てようと、尽力する先生の葛藤(かっとう)、親の葛藤(かっとう)、学校側の葛藤(かっとう)みんな、こどもを思ってのことなのに、何が違ってしまうんだろう。

こども映画祭立ち上げ当初、様々な理由でお手伝いしてくださるボランティアスタッフさんに出会ってこどものことを思って行動する大人がこんなにいるんだ、と感動しました。

個人的には、私が小学生だった頃と今では、学校の役割が変化した、と感じます。

私が小学生だった頃、学校は(私にとっては)遊び場でした(いいでしょう?)。

漫画を描いて友達にみせて、喜ばれる。だからまた書く(笑)。勉強できなくても心配ない(私は。親は心配したかもしれない)。

でも今は沖縄でも学力テストが重視されていたり、生活態度に点数がついたり、先生が学力テストの採点に追われて生徒を見守れない、など様々な変化をハタからみても感じます。

多感な時代のこどもが過ごす場所としての学校・・・。ベストなあり方ってなんだろう?

また、学校ができなくなっちゃったことで、困る私のような子どもが沢山いるはず・・・と勝手に心配し、何か、お手伝いできないかなぁ!と思ったことがKIFFO立ち上げにも繋がっています。みんなでそのことについて考えるよい機会になれば・・・と思います!

宮平

 

映画はココロの栄養だ!
第5回こども国際映画祭in沖縄<KIFFO>
料金:1作品500円(前売)700円(当日)
場所:パレット市民劇場
日時:2018年11月16日(金)前夜祭
11月17(土)18(日) 映画祭本祭

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