2022年1月22日14:00~コンテスト結果発表YOUTUBEで配信します!

ゾンビ・ラブコメ・宝くじ〜十人十色の60秒動画ワークショップレポート!

さて、ただいま絶賛募集中の 60秒動画コンテスト!

ベスト10入り確実か?!オリジナリティのある作品も・・・色々と集まっております。ありがとうございます!

KIFFOでは「赤い風船の旅」ワークショップや、過去に30秒の映像探偵ワークショップも行なっておりますが、この60秒コンテストは、
1)新たな才能発掘

2)動画制作を身近に感じてほしい

3)作ることで見る力を鍛えてほしい

という3つの思いから第2回のKIFFOより協力企業さんの力を借りて、継続開催しています。

今年は、より作ることを身近に感じてほしい思いから、沖縄県、(公財)沖縄県文化振興会の支援があり、夏休み期間中の去る8月19日に夏休み特別イベントとして「60秒映像ワークショップ」を行いました。今日はその時の様子をお伝えして・・・この日できた作品を改めて紹介します!

まずは、若狭公民館に集合してコマドリアニメーションチームと4コマ動画チーム合同で本日のワークショップ説明を行います。

宮平ディレクターから、KIFFOの紹介と今回のワークショップの意図を紹介しました。

・昔はたくさんの機材を必要とした動画制作が、いまやスマートフォンでもできるようになっている・・・

・今の時代はとってもラッキーかもしれない。

・同時に、動画を簡単につくれて、世の中にインターネットを通じて流せるということはそれにともなう危険もたくさん。

・その意味では、簡単に映像を作ることができても、表現の自由には責任をともないます。

それを理解した上で、映像を気軽に作る今だからこそ、失敗をおそれず、試行錯誤しながら、映像づくりをたのしみましょう。

と、はじめに伝えました!

アイスブレイクでストーリーを生み出しやすく!

これから自分で物語を作るので、できるだけ頭を柔らかくしてからスタートしたい!という思いもあり、一人1文で、前の人の物語を引き継いで発表していく物語ゲームを行いました。

雨の中、傘をさした女の子が・・・果ては宇宙にいったり、ゴジラに街を襲われたり・・・なんでもありのストーリーが展開し、その度に大爆笑のあらし。

どんなことでもストーリーになるし、「立派な物語を作ろう〜」と力んで何も書けないより、楽しみながら作る方が、面白いんですよねぇ〜!と、宮平も、うちあたい。


今回の親子60秒動画づくりワークショップでは親子が一緒に参加する!ということで、ルールを決めないとやっぱり大人が仕切ってしまい、こどもに口を出してしまうことがあるので、それを最小限に抑えようと「こどもが監督!」というルールを作りました。親御さん的には「え〜〜〜」と内心思ったかもしれません!すみません〜。いつもと立場が逆転するのも新鮮で面白いと思います!

ということで、コマドリアニメーションチーム、4コマ動画チームに分かれて、ワークショップスタートしました!

コマどりアニメーションチームも熱がはいります!

宮平が担当した、動画チーム。

3時間で60秒の映像を作るワークショップとして「4コマ動画」を開発してみましたが、

スマフォの使い方は簡単なので、「撮りたいものがある!」場合は、動画をすぐに撮り始めてもOK!という原則はありますが・・・

私自身の経験から、今回は、4コマ漫画をかくように、用意した小道具と、思いついたセリフ、そして目に入った人やもの、でストーリーを作る方法を提案しました。

セリフはなんでも構いません。

私の場合、昨日見た夢のなかで、でてきたセリフ「水が欲しい」と、用意した小道具のなかで「ラブレター」がありました、そして目の前にみえた公民館職員の島田さん、という組み合わせで、物語をつくります。

1、女(宮平)がラブレターをもって

2、遠くにみえる、憧れの公民館の人・島田さんに、ちかづきます。

3、でも、カンカンでりの沖縄の太陽にめまいがして、ぐるぐる回って、倒れます。

4、あこがれの島田さんを目の前に「水が欲しい・・・」と言葉を残して生き絶える・・・

私の熱演を前に、子どもたちの反応は「・・・・(苦笑)」

でも、「そういうことね!」と、大体つかんでくれたようで、さっそく小道具選びへ!

やっぱり一番人気は「お金」「銃」「つるぎ」的な戦う系ですが、今日はノータブー。物語作りを楽しんでくれれば嬉しいです。

なかには、この段階で、「もうできた!」という子も!その場合、すぐ撮影しに外へ。

なかなか思い浮かばない!という子は、大人ボランティアスタッフが色々質問をしながら、すすめていきます。


いろんなペースの子がいます。

ディレクターになったこどもは、お父さんとお母さんに出演してもらったて超たのしそう!

最後まで悩んでた子も、大人スタッフ前原さんにいろんな好きなものを聞かれて「ダジャレ」と答えてからは・・・、はやいはやい!

なんとこども監督の指示にしたがって、宮平、大根役者に挑戦しましたよ。

ボランティアスタッフさんも走る、走る!絵になるお二人が参加していただいてよかったです!

そのあとは編集作業とタイトルをきめて、コマドリアニメーションチームと合流して上映会を行いました。こちらが渾身の作品たちです!

雑感:3時間という身近い時間ながら、撮影前に、4コマ漫画的に絵コンテをかくことを提案した今回のワークショップ。

スマートフォンでの撮影は簡単なので、撮影しながらストーリーを考えいく形でもよかったかもしれませんが、自分の頭でとことん考えてから外に撮影にでたことで、目に入るものも物語の助ける材料にしたり、大人ボランティアスタッフの色々な質問にも明確に答えることができて、イメージを具現化することにつながったかもしれない、と思いました。

すでにたくさんの映像を様々な場面で無意識にも、意識的にも見なれているこどもたち、なので、あえて「バストショット」「クローズアップ」などサイズの説明や、「あおり・俯瞰」などの映像制作の教科書で書かれている部分の技術的な説明はしなかったのですが、それでも、それぞれ工夫して撮影されていて、それぞれの感覚に委ねて正解だったなぁと思いました。

アンケートでは、「たくさん撮影したはずなのに、少しの動画にしかなっていないくて、映画を作るのは大変だなぁと思った」という感想もありながら、8割の子どもたちが、「もっとやりたい」という感想でした。また親ごさんからも、「こどもにできるか心配だったが、大人より色々なものを見ているなぁと思った」という感想もたくさんがありました。

ぜひ、60秒動画コンテストに応募してみてくださいね!

最後に・・・この60秒動画コンテスト、こども映画祭のイメージのせいか、「こどもしか応募できないもの」と思い込んでいらっしゃる人が多いのですが、大人・こども、プロアマとわずの下克上!スタイルです!こどもも大人も、荒削りでも、超こだわりの超大作でも!ぜひ「面白い!」と思う作品を、ドシドシご応募くださいね!締め切りは10月31日まで!応募方法はこちらより!

映画はココロの栄養だ!
第5回こども国際映画祭in沖縄<KIFFO>
料金:1作品500円(前売)700円(当日)
場所:パレット市民劇場
日時:2018年11月16日(金)前夜祭
11月17(土)18(日) 映画祭本祭

上映作品と日程前売り券発売中賛助会員になる

こども審査員募集中!60秒作品募集中!

こども国際映画祭in沖縄<KIFFO>は、

小中高の多感な時期に映画を通じて世界を感じ、

「好きなもの」を通じて異年齢のこどもたちが世界を広げることを目的とした、

こどもが中心の映画祭です!

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