先月沖縄県芸術文化祭の動画制作およびYOUTUBEでの発信のお仕事についてふれましたが、沖縄県芸術文化祭YOUTUBEチャンネルで発信した「アートを楽しむQ&A」には続きがあり、3月末に番外編3作を公開しています。
そして本日4月23日の琉球新報「落ち穂」アーティストの齋悠記 氏が「つむぐ」と題して芸術と向き合う時間について書かれております。(文中のインタビューした人は宮平です・笑)美術部門の番外編では、イメージ映像のコメンタリーを紹介しています。齋さんからインスピレーションを得た部分についても話してますので、どうぞ新聞と合わせてご覧ください。
「アートを楽しむQ&A<美術部門>番外編
- 前半:川平惠造先生の作風の変化について
- 後半:「みんなアートを欲してる」宮平によるコメンタリー
書道部門では小杉先生が作品について語ってくださり「かな」文字のおもしろさの真髄を感じることができます。
また、インタビュアーとしてパフォーマーとして映像にも参加いただいた、バスケットボールパフォーマーのJJ(仲宗根潤治)さんがなんと2つ目のギネス記録保持者になりました!おめでとうございます。世界に挑戦し続けるJJさんのシルク・ドゥ・ソレイユの入団テスト体験談も収めましたので御覧ください。
「アートを楽しむQ&A<書道部門>番外編」
- 小杉紘南先生の作品紹介
- JJ仲宗根潤治氏のシルク・ドゥ・ソレイユオーディション体験談
「アートを楽しむQ&A<写真部門>番外編」
- 東邦定先生による「ウチナーンチュの貌(かお)」解説
- 山原麗華さんがアート鑑賞のときに大切にしていること
- お二人の東日本大震災
追記:
恥ずかしながら私宮平、この仕事を通して先生方の意見を聞くことで、改めて久しぶりに「アートを楽しむ」ことを思い出しました。
小さい頃マンガも描いてたし、なんでこんなに「アート」に対するハードルが高かったんだろう?と思い起こしてみたら・・・。その理由は受験勉強にありました。
中学生の頃、志望校の成績が思わしくなかった私。担当の先生は、絵を描くことが好きだった私に、芸術科のある高校を受験することを勧めてくれたのです。で、「ものは試し」とやってみたデッサンが、苦痛だったのです。情けないですが「あ、この世界には進めない」と思って、以来アートと呼ばれるものに距離をおいていたんですね。
そんな風に感じるのは私だけかな?と思っていたら、周りにも受験生だったころの経験や挫折を通じて、アートを楽しめなくなってしまっている人(避けるようにして生きてきた人)が複数いました。
苦痛に感じたとしても、「アートをさける」までいくと、もったいないな!と少し思います。
タイムスリップしてあの頃の私にこの動画をみせて、呼びかけたい。「感じたことは、ぜんぶ正解だからいいとして、アートを避けるまでになるのはもったいないよ。」と。
だから、今もしかしてアートの勉強(?)の渦中にいて、四苦八苦してる人も、楽しむことは忘れないで〜と思います。(宮平貴子)
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