おきぎんふるさと振興基金の認定をうけて離島での上映が決定!

今週末4月17・18は映画館で旅しよう!マンガdeエイガは第13回沖縄国際映画祭特集です!

本日は第3金曜日、宮平貴子の琉球新報「マンガdeエイガ」掲載日です。週末の4月17・18日に、映画祭が控えている絶好のタイミングなので、島ぜ〜んぶでお〜きな祭り第13回沖縄国際映画祭、みたい作品特集(沖縄関連)としました!

今年で第13回を迎える「島ぜんぶでお〜きな祭(沖縄国際映画祭)」。コロナ禍も状況も鑑みて規模は縮小したものの、開催する決断をしたことに敬意を表して・・・4コマはプレイベントのときの思い出を似顔絵いっぱいにまとめました!(似てるかどうかは別として・・・。)

マンガdeエイガのなかで紹介している作品

「こんな、菊明かりの夜に」松田正監督(初恋クロマニヨン)舞台:読谷村

松田正さん(初恋クロマニヨン)は、過去に宮平が審査に携わっていたSFファンタジー大賞でも入選したことがあるんです!その時の作品は「こ、これは天才が現れてしまったか!」と思うほど、独特の世界観のある物語でした。前置きが長くなりましたが、そのときから密かに注目していました。今回のお話はSFではないので通常世界のお話ですが「きっと、何かあるに違いない」と、ドキドキ・ワクワクしております。楽しみです。

本作は、読谷村にある電照菊畑を舞台に、農業に従事する青年テッペイと、地元に帰ってきた幼なじみのサツキとの話を中心に描く人情コメディです。読谷村の美しい自然を背景に、心情豊かに表現することを目指します。監督には、同村出身で沖縄お笑い界で活躍する初恋クロマニヨンのリーダー松田正。

島ぜんぶでお〜きな祭り公式サイトより

「闘牛女子。」真栄平仁監督 舞台:うるま市

写真集「闘牛女子。」 で知られる写真家の久高幸枝さん(1975-2020)。新聞などでお見かけする度にその闘牛愛に元気をもらっていた県民も多いと思います。その実話をベースに、映画にしたのは同じくうるま市出身の真栄平仁監督(ひーぷー)さん。沢山のあったかい闘牛愛を発信し続けた久高幸枝さんにふさわしい賑やかな作品になりそう、楽しみです。

沖縄本島中部に位置するうるま市は闘牛の盛んな地域として注目されています。「牛からやー」 として、親の代から牛たちと暮らしてきた主人公・友美は、牛に魅了され、闘牛の町をアピールするために奮闘中。住み込みで削蹄師を目指すヨシキは、牛との関係に疑問を持つように…。写真集「闘牛女子。」を出版した写真家・久高幸枝さんの実話をベースに、闘牛のアピールに奮闘する主人公と削蹄師を目指す青年の心の成長を描きます。

島ぜんぶでお〜きな祭り公式サイトより

岸本司監督作「夢の残像」(新作) 舞台:首里

「エイサーどんどん!」の劇場上映も注目ですが、岸本監督の新作も見逃せないですね!

「琉神マブヤー」「ハルサーエイカー」「沖縄を変えた男」「ココロオドル」で地元沖縄を題材に作品を創り続けている岸本司監督最新作。
琉球国古来の都首里を舞台に、沖縄最古の映画館首里劇場、燃えた首里城をとおして、消えゆくもの、残るものの人間描写を繊細なタッチで描く。
主演に沖縄出身の嘉人「アンマー」「神人」を迎え、新垣正弘、真栄城美鈴、城間やよい、山内千草、新垣晋也など沖縄俳優人が脇を固める。また次世代の俳優育成の為サクラ役のオーディションを開催し本作にて蓬莱つくしがデビューを飾り、沖縄の多くの学生が出演する環境をつくるなど新しい試みをした岸本司監督の待望の新作。

島ぜんぶでお〜きな祭り公式サイトより

「メイド・イン・ヘヴン」丹野雅仁監督

丹野さんは、映画「カラカラ」でチーフ助監督をしていただいたご縁があります!今も、多く沖縄の作品にたずさわっています!!舞台挨拶もあり、楽しみ。

交通事故で死んでしまった小説家・志田漱石は、天国で最愛の妻・咲子と再会する。しかし、漱石は妻の記憶を失っていた・・。二人が別々の生活を余儀なくされる中、下界では謎の小説、メイド・イン・ヘヴンが発見される。時空を超えた、笑いと涙の感動物語。

島ぜんぶでお〜きな祭り公式サイトより

紙面で紹介しきれなかった観たい企画・映画

大人気企画「デジタルで甦る8ミリの沖縄」舞台:国際通り

1950年代から70年代にかけて市井の人々によって撮影された貴重で懐かしい沖縄各地の風景の8ミリ映像を見ながら、現在との比較を楽しむ。今回は「国際通り」特集と題して、沖縄一の繁華街の意外な姿をお見せする。案内人は、沖縄アーカイブ研究所の真喜屋力とシネマラボ突貫小僧の當間早志。

島ぜんぶでお〜きな祭り公式サイトより

毎回満員御礼という本イベント、今回特集されるのは、ほんとうに、いち早く元気を取り戻してほしい「国際通り」です!関連:沖縄アーカイブ研究所 シネマ突貫小僧 

「演じる女」照屋年之(ゴリ)監督@大宜味村

こちらは照屋年之(ゴリ)監督×満島ひかりさん出演作!み〜た〜い〜!

舞台は沖縄・大宜味村。地元で建設会社を経営している神谷アキラは人望も厚く、社員からも好かれている理想的な社長だった。しかし、高齢で認知症を患い、今は車イス生活。そして彼には好子という若い妻がいた。年が親子以上に離れている為、村では財産前目当てなどと噂が立っていた。時にはウェディングドレスで 時には赤いワンピースで着飾り毎日のようにアキラを見舞う好子。そしていつしか、アキラの余命 があとわずかとなった時、好子はある決意を胸に行動に出る。二人の間には隠されたドラマがあった・・・。

島ぜんぶでお〜きな祭り公式サイトより

そしてオンラインで見れる映画も!ありますよ!

マンガdeエイガの4コマにも書きました、宮平の「わたしの宝もの」(那覇市、壺屋が舞台です)も視聴できます。初恋クロマニヨンの比嘉さんによる壺屋からの生中継も面白かったです。

沖縄のいろんな地域の魅力、人間の魅力がつまった映画が楽しめる島ぜ〜んぶでお〜きな祭。映画館にいって沢山映画の旅をしましょう!

島ぜ〜んぶでお〜きな祭 公式サイト

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